オーナーご家族、みんなの夢を実現。緻密にシンプル。平屋の新しいカタチお客様の居心地の良さを重視した空間造り

坂井市丸岡町 Sanshimai

かわいらしく温かく、ご家族の人柄そのものがカタチになったお店

 22年12月、丸岡町霞ヶ城公園付近に誕生したおむすび専門店『Sanshimai』。「父が作った美味しいお米をたくさんの人に食べて欲しいと思い、このお店を開きました」と語るのは、丸岡町でお米農家を営んでいるオーナーMさんの娘さんたちです。

清潔感あふれる明るい店内。ペンダントライトの裸電球が優しい灯りを照らしてくれます。

おむすびのシルエットを意識した外観。うめを連想させる赤い扉がアクセント。

 真っ白な外壁に三角形のフォルムが印象的な外観は塩むすびをイメージ。店内の空間はホワイト×天然木の木目で清潔感を全面に、さらに高天井にすることで、開放感を感じる作りとなっています。握りたてのおむすびを提供するのが同店のスタイル。お客様の居心地の良さを重視し、ゆったり選ぶ時間、そして出来上がりをくつろいで待つカウンター等限られたスペースの使い方を工夫しています。

カウンター3~5名のお食事処。一日一組限定で月替りの懐石料理を提供。すべてのコースに菓子作り体験・お土産が付きます。

 また、おむすび店の奥には、御忍び的な食事処をゾーニング。主である奥様が、お客様との会話も楽しめる割烹スタイルで、和を意識したオープンな板場となっており、2階には、お茶が趣味の奥様が茶会を開ける水屋を隣接した和室スペースとなっています。

優しい和紙のクロスで包まれた茶室は奥様のお気に入り。

 自然素材の和紙で仕上げたクロスで部屋全体を優しく包みこみました。ご主人と奥様、そして店名の由来にもなった三人の娘さんたちが集まり、Mさんご家族の夢が実現した一棟です。

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